2017年12月30日土曜日

締めくくりは、いただきものの美味しい果物で!良いお年を〜

こんばんは。
いよいよ、今年も残すところ、あと一日となりました。
慌ただしい年の瀬に、かつて暮らした横浜を子どもたちと訪れてきました。
そこでの再会のひと時は、今年を締めくくるに相応しい時間でした。
かつてのご縁が今もなお、絆として繋がっており、本当に親子共々幸せなことだと実感しました。
東日本大地震を横浜で経験した私たち。
あの時、子どもたちがお世話になっていた幼稚園の園長先生が、わたしが当事申した言葉を今でも心に留めていてくださり、ありがたいなと思いました。

今年は野菜を通じて、たくさんの人たちと出会うことができ、またご縁を感じることの強い年でした。
このご縁が、後々までも、続き、ふとしたところで、また響いてきたらなと思います。


横浜の旅での心残りは、鎌倉野菜をふんだんに使ったお店でのお食事ができなかったこと。
野菜ソムリエであるわたしを連れて行きたい、と友人が計画してくれましたが、あいにくの月の一度のお休みにちょうどかぶってしまったようです。。。
土地のお野菜を食べれなかったことは残念でなりませんでしたが、それは、また次回のお楽しみに!


土地のものとして、
先日、大分に故郷を持つ野菜ソムリエの友人が届けてくれたオレンジ、
その名は「ゼリーオレンジ・サンセレブ」。
名前からして、興味をそそられます。
大分県イチオシだそうです。
なんでしょう、果汁が豊富だからか、実がジューシーなゼリーのようです。
皮もとっても薄くて可食部が多く食べ応えがありつつ、爽やかなお上品な味わい。
家族にも好評でした。
もし、どこかで見かけることができたら、ぜひぜひお試しください!
より、知名度をあげて、巷でも入手しやすくなるといいな♪



もう一つ、この冬のいただきものでの感動もの。
いただきもののおすそ分けとして、友人からもらったリンゴ。
青森産の「こみつ」
車に乗せているだけで、香りがずっと充満!
香りの誘惑に耐えきれず、すぐ食べたい、とカット。
切った断面で、興奮!
食べてさらに興奮!
即、友達に、連絡!
彼女もこの興奮を共有したくて分けてくれたとのことでした。
彼女の気持ち共々、ありがたい~





今日、丹波からお正月用のお野菜がたくさん届きました!
今年の締めくくりに、ご挨拶もできたし、良かったです。
明日は、終日台所に立つことになりそうです。




ブログを今年始めて、たくさんの人に読んでもらえて感謝の気持ちでいっぱいです。
拙い文章ですが、少しでも野菜果物に関心を持っていただけたら、幸いです。
新しい年もどうぞ、よろしくお願いいたします。


皆さま、良いお年をお迎えくださいませ。


2017年12月19日火曜日

楽しくなって笑顔になろう!料理すること、食べること❤︎

こんばんは。
我が街神戸の冬の風物詩、ルミナリエも終わってしまい、いよいよ年の瀬を感じます。
毎年息子と点灯式を見てきたルミナリエですが、今年は断念。
先日、たまたま通ることができて、ひとりでしたが、楽しみました。
なんとなく、寂しい気もしますが、でも煌めく光に笑顔になりましたよ。

先日、野菜ソムリエの大先輩、上級プロという資格をお持ちの佐々木なお子さん登壇の懇話会に参加しました。
佐々木さんのベジフルライフからは、とにかく、楽しさ、笑顔がたくさん感じ取られました。
そうなんですよね、自分が楽しんでしていることって、見てくれる人をも楽しくさせることができます。
だからこそ、子どもたちに、料理って楽しいんだよ、食べることも楽しいんだよ、と思ってもらえるように、日々心がけたいなと改めて思いました。
そして、それを体感してほしい。
野菜に囲まれて、喜ぶわたしを、ママンって、、、と思うかもしれませんが、それをどうやって食べようか、と日々チャレンジ料理を楽しみ、美味し区できたときに、またまたウキウキする姿を見せるのも、親としてもありかなと思います。

懇話会で佐々木さんが用意してくださった、レンコンご飯があまりに美味しくて、早速作りました。
案の定、子どもたちにも大好評!!

教わったお料理はもちろん、外で食べて感動し、中でも自分なりにアレンジできそうのものは、家で再現。
ひとりで美味しいものを食べていることの罪滅ぼしかもしれませんね。。。

息子は赤ちゃんの頃から、スリングに入れて料理をわたしがしていたからか、料理への興味が結構あります。
退屈してると、料理を手伝いたがります。

先日、娘の誕生日を祝う夕べでも、彼と一緒に作りました。
それが好きなものだったりすると、もうウキウキは増していますね。
苦手な素材も調理することは抵抗がありませんし、となると、食べることも挑戦できます。
楽しく、美味しく、それが自信に繋がればなお素晴らしいなと思います。

サラダのドレッシングや野菜のカット、焼き芋のオムレツも息子作

ちなみに、わたしの子どもの頃は、フライの揚げ衣付けのお手伝いをしたくらいで、料理的なことをしたのは社会人になってからのような気がします。
なので、料理の楽しさ、そして食べることの楽しさが、いつ訪れるかは人それぞれなのではないかしら。
ただ、人は食べてこそ元気でいられるし、食べることは生きていく上で欠かせないことなので、やはりそこに楽しみを見出せたら、とってもハッピーなんだと思いますね。

もちろん、面倒に思うことも多々あります。
でも、どうせやらなきゃならないのですもんね。 

佐々木さんのお話を聞いて、そんなわたしの何気ない日常からも、改めていろいろ気づかせてもらいました。

少しでも、わたしの楽しみが伝えられるといいな!



2017年12月10日日曜日

流行りそうだね、カリフローレさん♪

こんばんは。
早いもので、師走入りして、もう3分の1が過ぎてしまいました。
ありがたいことに我が家にはお野菜が豊富。
栄養たっぷりでみんな元気!
と言いたいところですが、抗えないものがありますね。
流行性風邪と呼ばれるもの。。。
嫌な季節です。

いやいや、そんなものに負けまいと、普段以上に野菜の多い食卓です。
そんな中の新参者。
カリフフローレ、またの名は、スティックカリフラワー。

ブロッコリーのスティック状のものはよく見かけますが、カリフラワーはまだまだ稀。
軸の部分が細長く分岐してできるようです。
初めて出会ったときは迷うことなく、即買い。
食べてみると、カリフラワーより旨み豊かで、甘みもあり、なにより、長い茎の部分の歯触り、食感がたまらない。
調理もそのまま、軽茹ででさっと食べれて、見た目も可愛い。
なんと、扱いやすいこと。

もちろん、サラダにもってこい。

レンコンと、タワラヨーデル(皮が赤いジャガイモ)の素揚げ、赤ダイコンとフェンネルと合わせて


お弁当にももってこい。



バーニャカウダにも良いでしょう。

そんなカリフローレ。
これからどんどん流行る兆しがあるようです。



我が家のご近所さんスーパーにはちらっと置かれただけで、まだまだ常にはありません。
そのちらっと、の時に我が友が買って食べたらしく、絶賛していました♪
やっぱり!!そうだよね~と共感。
是非とも、入荷してほしいものです。
まずは、いつもの八百屋さんに、お願いしてみました。


もし、出逢えたら、是非ともお試しくださいませ。

2017年12月4日月曜日

Let's enjoy ”畑で朝ごはん”

おはようございます。
昨日の月はスーパームーンだったそうですね。
ふと、駅から歩いて、道の向こう、目に飛び込んできた大きな大きな赤く燃ゆる丸い、、、お月さま?!
お日さまなようなお月さま。
でも、見えるのは夕方なのに、東の空まだ低い位置。
直前に、西の空に美しい夕暮れの空を見たばかり。
知らない方と、あれはなんでしょう、月?
と言葉を交わしたひと時。



自然の力の強さを感じました。
今日が満月だそうなので、今夜も楽しみです♪


週末の朝、娘と大阪の池田市細河にある畑を訪れました。
無農薬で育てられた野菜を自分たちで収穫し、調理して、食べる。
なんと贅沢な朝ごはんなんでしょう。
こんなにも新鮮な体験は、ファームステイでもしない限りなかなかできるものではありません。

子どもたちがジャガイモを傷つけないように懸命に掘り、



人参を葉の様子を見ながら選んで抜き、



生産者の吉岡さんが掘ってくださった里芋の成り立ちを見て、処理をしました。



カリフラワーの収穫はなかなか手こずり、みんなで知恵を出して協力して。

近くの山で採ってこられていた立派な椎茸の炭火焼に、掘ったばかりのジャガイモをオリーブオイルで焼いたものを食べながら、調理に励む子どもたち。
切った野菜を全部鍋に入れてコトコト。
野菜たっぷりの温かいシチューが完成!


お肉がなくても、こんなにも食べごたえのあるシチュー。
野菜の旨味たっぷりでした。
ホクホクの焼き芋も、皮付きの里芋をスライス、オリーブオイルでソテーして塩コショウをかけたシンプルなものも、すべて止まらぬ美味しさで、食べすぎの母娘。

大阪市内から車で30
たまにはそんな身体が喜ぶ贅沢な朝ごはんもいかがでしょうか。
吉岡さんのお人柄溢れる畑で食べる採って作って食べる畑で朝ごはん♪

娘とまた行きたいね~と思い返してます。

2017年11月26日日曜日

自然な笑顔になれるひととき、野菜が育つ場所はわたしのパワースポット

こんばんは。
師走が近づき、連日なんだかんだと慌ただしく過ぎています。

先日、再び丹波のKOMS FARMさんのもとへ、野菜ソムリエ先輩でもあるお友だちと、訪れました。
なにか、できることを。
がテーマ?でしたが、結局は、終始楽しく体験をさせてもらった感じでした。



収穫されたものを、どのように洗い、袋詰めされ、出荷されるか。
何気なく捉えていた一連の作業が、なかなか大変であることを知りました。



要所に、小村ご夫妻のこだわりがあります。
そのひとつひとつのこだわりが、育てられた野菜たちの最後の仕上げとなり、巣立って行くのですね。
そして、KOMS FARMさんならではのお野菜の魅力となるのでしょう。
トータルで、わたしたちは魅了されるんだなと感じました。

きっと、各々の生産者さん、それぞれのこだわりの形があり、それが個性になるのでしょうね。

圃場では、タマネギの苗の定植をしました。
10月に悪天候が続き、苗の育ちが遅れ気味だそうで、2年前に子どもたちとした時と比べると、確かに苗が細いかな。


しっかり、元気に育ちますように、と心を込めての定植。
これからやってくる冬の寒さを乗り切ってほしいです。

あれだけ大きな台風がきて、被害を受けた野菜たち。
それでも、生き抜いて、元気に育つ姿に生命力を感じました。

台風で倒れたけれど、そこから起き上がって育つブロッコリー

いくつか、収穫もさせていただき、我が家に野菜が潤いました。
台風で外の葉がもげたにも関わらず、成長してきたオレンジ白菜や、サボイキャベツ、中まで真っ赤な赤大根、そして、フェンネル!
ハーブとしての添えものでなく、フェンネル料理に初挑戦。
お友達オススメのフィノッキオと呼ばれるフェンネルの茎を使ったグラタン。
KOMSさんの白ネギ、オレンジ白菜とともにフィノッキオをコンソメで下茹でし、その間に作ったホワイトソースと和え、チーズをのせて焼きました。
病みつきになりそうな味わいでした。



赤大根はサラダに。
なんて甘いシャキシャキちゃん!



季節の旬を楽しめることは本当に幸せなことです。

しばらくは積雪の問題があるので、丹波に行けるのは春になるかな♪

専門的なお話も聞かせていただき、大変勉強になりました。

やはり、プロの現場を訪れることがなによりもの学びになりますね!

2017年11月20日月曜日

タネから育ててみようかな、エディブルフラワー♪お弁当用に〜

こんにちは。
予報どおり、一気に気温が下がり、縮こまり気味なわたしです。
外を歩くときは背筋をしゃんと風をきって歩いていれば、寒さに耐えら気がしますが、家の中ではそうもいきません。
これからの季節は台所が一番かもしれません。

先日、滋賀県湖西市にある、タキイ種苗さんの研究農場見学会に参加しました。
何年もの年月をかけて研究に研究を重ねて作られる新しい品種。
きれいに栽培されている野菜たちには、まだ名前のないものたちもたくさんありました。
野菜本来のチカラを伸ばしたり、栽培しやすくしたり、耐病性を強くしたり。
目指すところは、さまざまなようです。
プロの農家さんたちが作るための品種。
家庭菜園でするのに向いている品種。
ベランダでも可能なもの。
料理の用途によってもさまざまです。
実際に作られる方々は熱心に聞いて、見ていらっしゃいました。

わたしは?
魅力的な品種を見聞きし、そして、なによりも野菜たちが成り育つ姿を見て楽しんでいましたね。
イキイキと育つ野菜たちを見ているだけで、パワーをたくさんいただけるんだなぁ。
ワクワクしちゃいます♪

特に気になるのは、やはり、五大栄養素に、注目度の高い機能性成分(アミノ酸やポリフェノール、カロテノイドなど)を多く含むもの、そして、見て美しいなぁと思うものです。
一番惹きつけられたのは、リーフレタスのワインドレスという品種です。


わたしをよくご存知の方は、なるほど、とすぐに納得されるでしょう。
そう、見た目がもう、ツボなんです。
色!
こんなにも濃くしっかりと全体がワイン紫色。
もちろん、アントシアニンも豊富。
きわめつけは、ネーミングですね。

全体的に、生のまま食べて映えて美味しいもの、つまりサラダに向いているものが多く紹介されていたように感じました。
世の中、食べものを写真に撮ることが増えて、フォトジェニック、インスタ映えという言葉がありますが、こういうところにもその影響が出ているのでしょうか。
他にも、熱を加えると色だけでなく、栄養成分も失われてしまうものもあるからかもしれませんね。







最後にお花の栽培で、その日一番の収穫が!
エディブルフラワーの可愛いものを見かけるとお弁当の飾りに使いたいので、買うのですが、なかなかのお値段で、良い状態では長持ちせず。
冷凍したりもしますが、、、
それについてうかがったところ、エディブルフラワーとして売られてる花の種類(スミレなど)であれば、観賞用との違いは農薬のみとのこと。
お花屋さんのお花は可食できない、農薬が使われてるということなんですね。
ならば、自分で種からベランダで育てて、飾りたい時に飾れば良いんだ!
苗でなく、種からどれくらい育つのかは、、、謎ですが。。。
ビオラのカタログを片手に可愛い品種を育てられたらなぁと思い描いてます。

実家ば地植えもできるので、母に頼む方が確実かしら???


2017年11月17日金曜日

常備野菜のひとつなんです、レンコンさん

こんばんは。
先月の悪天候の影響で、お野菜が高騰していますね。
特に葉物野菜。
それだけ、ダメージを受けているのですね。。。
なるべく、高いものは避けて、変動の少ないものを入手したいものです。
タマネギ、ジャガイモ、ニンジンは常備野菜というご家庭も多いことでしょう。
我が家はさらに、そこにレンコンも加わります。
ついに旬に突入し、一年の中でもとりわけ美味しく食べられる今日この頃です。
レンコンって実はどんなお料理にも合うんですよね~
そんなわけで、我が家ではあっちゃこっちゃで登場し、足りないときには救世主にもなってもらいます。

先日、人気情報番組でもスポットが当たったそうですね!

そんなレンコン。
わたしも野菜ソムリエの大先輩のセミナーで美味しいお料理とともに、学んでまいりました。
そこで、見せていただいた、レンコンの中でもとびきり美味しくて美人な加賀レンコン。
皮を剥いて置いてても白い姿にビックリでした。
さらに、すりおろしたたときの水分の少なさも驚きもの。
つなぎいらずで、レンコンだけで、調理できるようです。



いただいた加賀レンコンをすりおろしたものをささみにのせて、蒸してみました。
すりおろしレンコンのもっちりさと、ささみのきめ細かさのコラボがなんともたまらぬ一品です。



レンコンに含まれるムチンはぬるっとするものに含まれる栄養成分で、粘膜を保護する働きがあるので、日頃からしっかり取り入れて、消化器官を良好な状態にしておきたいですね。

また、ビタミンCも意外に多く含んでいて、しかも通常熱に弱いビタミンCですが、ジャガイモと同様で、デンプンを多く含むため、それに守られることで失われにくいと言われています。

他にも、レンコンに含まれるポリフェノールは炎症を抑える効果もあり、これからの風邪のひきやすい季節には咳止め効果期待されます。

ここで、いくつか特にお気に入りの食べ方を♪

子どもたちに大人気!
縦に切って、オリーブオイルで炒めて、塩コショウをパラリとかけ、仕上げに溶けるチーズかパルメザンチーズを
ベーコンも加えると、やめられない一品に


細かく切ったレンコンと豚ミンチ、タマネギのみじん切りをオリーブオイルで炒めて、パスタソースに
トマトソースベースにしても、更にそこに生クリームを少し足しても、ラグー風になって美味しい


レンコンを軽く色が変わるくらいに茹でてから、すりおろすとかなりのモチモチ粘り気が出ます
それに薬味やエビなど好みの具材を入れて、揚げてレンコンまんじゅうにしたり、牡蠣を入れて焼いてお好み焼き風にしても!



こちらは先日初めて作ってみて気に入った一品

オイルサーディンとニンニク、少しのオリーブオイルで細く切ったレンコン、スティックカリフラワーを炒めて、最後にパルメザンチーズをたっぷりと
これまたやめられない。。。



どれもこれも、レンコンならではの穴が消えている食べ方ばかり。
お正月にはこの穴が見通しが良いという言われなのに。
娘が小さい頃から、この穴がどうも怖いようで、レンコン苦手だったのです。
そこで、穴をなくす食べ方ばかりしている我が家です。
素揚げのチップスだけは、美味しさが優って、穴があっても食べますが。


体調を崩しやすい季節です。
レンコンをたくさん食べて、免疫力を高めましょう♪





2017年11月2日木曜日

変換もされない読めない名前、芥藍<カイラン>菜

こんばんは。
ハロウィンも終わり、11月に入った途端、近所のショッピングセンターでは、♪We wish your Merry Christmas が流れ始めて、気忙しさを感じます。
娘は早速、年賀状の話をしています。。。

そのセンターの地下にある八百屋さんに、ある日、見慣れないお野菜が葉物たちのゾーンに並んでいました。
表記の漢字もふりがながなければ、読めない。
その名は「芥藍(カイラン)菜」もちろん、変換されず
八百屋のお兄さんにこれはなんですか?と尋ねたものの、首を傾げてて、見たことないんです、と。
でも、仕入れてみたそうな。
「結球しないキャベツのような、ケールの仲間のような、ま、アブラナ科の野菜ですね。ま、なんでも、アブラナ科が多いですが」とのことだったので、買ってみました。
中国野菜なんでしょうかねぇ、どうやって食べましょうかねぇ、などと話しつつ、包みの裏を見ると、簡単な調理法がのっていました。



調べてみると、やはり中国が原産で、チャイニーズケールとも呼ばれているようです。
茎と葉を食べるようで、部分的にブロッコリーのような菜花のような、ものが咲いてもいました。

葉と茎をそれぞれ軽く茹でて、かなり太い茎は縦に切り分け、茎を豚バラ肉で巻き、さらに葉でその周りを巻いて、焼いてみました。


すりごまとだし醤油をふりかけて

なるほど!
ブロッコリーの茎のような、甘みも感じ、アスパラ巻きのような美味しさ。
周りの葉がまたくせがなく味わい深い。
とても気に入った一品で、好評でした♪

後日、残った葉をパスタへ。
カイラン菜のほかに、生ハムと水菜、ソースは茹で黒枝豆をミキサーにかけたものベースにしたものを合わせました。



カイラン菜、なかなか楽しめました。
けれど、それ以来、お目にかかってません。
もし、見かけたら食べてみてください。

明日から3連休の方も多いでしょう。
久しぶりの快晴の行楽日和の週末。
楽しめますように!


2017年10月27日金曜日

ひょうごの野菜!!都市農業の魅力を学びに♪

こんばんは。
秋も深まって過ごしやすい季節のはずが、時期外れの台風によって、各地で大きな被害が及んでいます。
圃場においても、農作物だけでなく、ビニールハウスが倒壊したりと、かなり厳しい状況のようです。
改めて、自然の力の脅威と、それでも共存しなければならないことを思い知らされます。

今日は、兵庫県の農政環境部開催の「都市農業フォーラム」に参加してまいりました。



都市部の農がもたらす豊かな生活をテーマとして、その魅力や、そこから生み出されるものについてたくさんうかがうことができました。

県が取り組んでこられたことを知り、生産者さんの生の声、切実な願い、夢も聞くことができた、貴重な機会でした。

兵庫県が都市農業計画として掲げているものは、地域住民と共生する都市農業の振興だそうです。
消費者側から見た魅力はわたしもその一員として、共感できることが多々あります。
地産地消や、食の安全安心、食育や伝承。
さらに、災害時には避難場所にもなり得るということまでもが考えられるのですね。
そして、コミュニケーションを生み出せる場ともなり得ます。
やはり、生活の身近なところにあれば、人々の関心ももっと高まり、お互いに理解し合えることも増えるのだろうと思います。

三宅教授による都市農業たるものについてのお話は大変分かりやすかったです
小寺さんのトマト、小西さんの加工品も心そそられるものがあり、食べたいな!
テレビでもご活躍の藤田教授のお話は笑いたくさん!流石ですね


会場には、開催地であった地元尼崎で採れたお野菜たちが並んでいました。

実際に、尼崎で生産されたお野菜をお勧めする機会もありますし、購入することも多いので、わたしにとっては当たり前の存在ですが、店頭では驚かれるお客さまも結構いらっしゃいます。
まさか、こんな近隣で作られてるとは思わないのでしょう。

もっともっと、そういうことが周知されてほしいですし、その一端を担えたら、と思います。
 

先日、ホテルモントレ神戸にて、地産地消グルメフェスタが開催されており、地産地消コースランチを食べました。


お野菜に限らず、たくさんの食材が兵庫県産で、なんとも嬉し、美味しいものでした。
このイベントも県が地産地消を推進すべく、行われたものでした。
兵庫県の活動を応援していきたいと改めて思います。

今日、お土産にいただいた尼崎の採れたて小松菜。

まずは生で楽しみたいです♪

2017年10月14日土曜日

兵庫の誇り、丹波黒!黒枝豆の収穫へ

こんばんは。
夏を感じる日が続きましたが、いよいよ、秋も本格化になりそうですね。
一年の中で秋が一番好きで、気温的にもこれくらいが一番快適です。
秋の実りもたくさん!

兵庫県丹波市と言えば、丹波栗。
そして、丹波黒と呼ばれる黒大豆。
丹波篠山黒枝豆は最高級品と言われています。
野菜ソムリエお友達と小トリップ気分で収穫に行ってまいりました。



いつもお世話になっている、KOMS FARMさん。
7月の終わりに訪れた時に、黒枝豆栽培の今年の試みをうかがい、また、懸命に生育している姿を拝見していたので、楽しみでなりませんでした。

本葉が出てきた頃に主となる茎を切ることで、2本の脇芽が主の茎となって育っていき、言うならば、1本の枝が2本の枝になり、倍の量の豆を収穫できるのではないかという挑戦をされていました。
わたしが前回訪れた時点で、二手に分かれて綺麗に育つ姿が見られていました。

1本のまま育てたものもあり、それを見ると、想像以上に莢が付いていて、驚き!
では、2枝になったものは?
倍まではいかないものの、なんだ?!という量!!
もう、圧巻でした。
こんなにも?
大きなハサミで切り落とそうとするものの、なかなか力不足で、切れない。
何度もハサミを入れて、手で折りながら、やっと収穫。




これで、2株分

収穫したものは、葉をすべて、ポキポキ手で折りながら、落とします。

これで1株分!

その日食べる分だけ莢を落としました。

なかなかの手間作業です。
イメージはできていても、実際やってみてこそ、大変さが分かるものです。

また、さらに、これを乾燥させて、豆を取り出してできる、お正月に食べる黒豆。
値がはることに納得です。

莢が黒ずむのは、黒豆ならではに含まれる、抗酸化作用の高い物質として有名なアントシアニンが滲み出てるからだそうです。


決して汚れがついているわけではなく、熟すと次第に、起こることなのですね。

エダマメは大豆の良いところである、良質なタンパク質を含みつつ、緑黄色野菜の良いところであるカロテンなどのビタミンC、カリウムも含むという、素晴らしい健康野菜です。
エダマメのタンパク質に含まれるメチオニンはアルコールの分解を促し、肝機能を高める効果があります。
なので、お酒のおつまみには欠かせないのですね。
疲労回復効果のビタミンBも多く含まれることから、夏バテ防止にもなると言われてます。

今が真っ盛りの黒枝豆。
固茹でして、莢ごと冷凍保存して、食べるときにさっと茹でると、変わらず美味しく食べられるので、ぜひたくさん手に入れておきたいですね。

我が家では、甘みと旨みを堪能して食べ、冷凍もし、一部は贅沢にもずんだにもしました。
茹で汁までもが美味しく、アクも感じなかったので、お茶のように飲んだり、枝豆ご飯を炊くときにも使いました。

これで1/2株分!

 茹で汁は黒豆茶のよう

ずんだを作ってずんだ餅(餅は溶け気味、、、)

黒枝豆ご飯は茹で汁で炊きました



丹波秋を堪能です♪
焼き黒枝豆を今回はしなかったので、また入手しなきゃ。