2020年4月25日土曜日

引きこもりの日々に、気の巡りを〜小夏登場!

こんにちは。
ステイホームという言葉の毎日。
家で過ごすことが当たり前になっています。
お陰で、洗濯物は異様に少ないです。
眉毛プラスアルファくらいを作って、メガネの日々。
少し前までは買い物に行くのにそんな姿はあり得なかったのに、慣れるものですね。

私もオンラインに慣れ始めてきました。
Zoomの使い方から、ホストになる練習、セミナーを受けたり、ヨガレッスンもしたり。
家でこんなにいろいろできるなんて、ありがたやと思います。
なによりも、人の顔が見えて、会話できて、笑って、という時間がとっても貴重。
何年も会ってない友人たちでLINEのビデオ電話をして、盛り上がりました。
今まで会ってなかったのにね、と不思議です。
また、いろいろな方々が、インスタやYouTubeでライブをしてくださるのもとてもありがたいです。
皆さまのお人柄が伝わり、ほっこり、たくさん笑わせてもらってます。
おかげさまで、免疫力が上がりそう。
今日は、ただいま絶賛ハマり中のバレエダンサーさんの舞台をオンラインで拝見することができました。
なかなかチケットも取れない彼の舞台。
それを目にすることができて、感動です。
トークにも、目がハート。
しばらく無料公開されているので、毎日楽しみます。

こんな風に過ごしていると、1日があっという間に過ぎてしまいます。
外で働かなければならない方々のためにも、家にこもる。
医療現場で闘っていらっしゃる方にはただただ感謝。
少しでも負担を減らすためにできることは、広げないこと。
そこで、ストレスをためず過ごすには、やはり楽しみを見つけなきゃだし、と正当化してます。
いやいや、もっと考えたり、取り組まなきゃいけないことは山積みなんですが。

先日、野菜の使い方を、Zoomを通して一緒に料理するレッスンがあればいいな、というお声をいただきました。
こんなものがあればいいな、という野菜果物や四季薬膳にまつわるものがあればお聞かせください♪
味わってもらうことをしてきたので、オンラインではなかなか需要が分からずにいるので、もしご要望などがあればありがたいです。

皆さま、頭を抱えていらっしゃる食事の問題。
私も、朝起きて、まず考えるのは、今日のお昼どうしよう。。。
買い物に行く回数も減り、夕飯のことはなんとなく蓄えられても、昼まではなかなかで。
ああ、何もない!ということもしばしば。
子どもたちだけならまだしも、週の半分は自宅待機の夫がいると、、、なかなかです。
こうも続くと、無性に叫んでしまう日もあります。

美味しいものを食べるのは、この上ない幸せを感じるので、時にはテイクアウトを予約したりして、口福兼、自分の炊事負担減らしもしています。
普段は子どもたちを連れて行けないお店のお料理を食べさせてあげられるのも、シェアできる喜びのひとつです。


昨日、お裾分けで、高知、土佐清水市の早川農園さんの小夏をいただきました。
コロナの影響で、販売網が激減し、でもどんどんできる実を、少しでも引き取ってほしいというご案内があったようです。
多くの生産者さんが同じ思いを抱えていらっしゃることでしょう。

白いワタに苦味もなく、そこまで食べられる小夏。
皮の剥き方はリンゴのように剥きます。
とっても爽やかで果汁もたっぷりで、口が喜びを感じます。

なんちゃってパンケーキにお昼にのせてみました。



セロリとシーチキン、小夏とアボカド、そしてイタリアンパセリ
白バルサミコ酢とマカダミアナッツオイルをひとまわし
塩胡椒したただけの超即席

これがなかなか美味しくて。
自画自賛しながら、食べておりました。
ちょうど、届いた、とまとや中村阮さんのぜいたくトマトとプチぷよも添えて🍅、これぞ贅沢。
美味しいトマトのお陰で、一気にリッチな感じになりました。
滅多にコメントしない、夫が「トマトうまっ」と声をあげるくらい。
はい、トマトです。
パンケーキはノーコメントでした。

柑橘類は気を巡らしてくれます。



アロマを焚いて香りを取り入れつつ、食べることでも巡らしてたいですね。
コロナ鬱にならないように!!!
ストレスフリーになれるように!!!
きっと、セロリと柑橘類、良いコンビだと思います。


春の養生でご紹介予定でした、「柑橘の寒天ゼリー」も小夏で作りました。
小夏の果汁がしっかり入り、美味しい♪
爽やかなものを欲していた娘も喜んでくれました。




今日から長い連休の方もいらっしゃるでしょうが、家の中でも楽しみを見つけられますように。

2020年4月12日日曜日

桜のような色合いの、三田うど

おはようございます。
先週末には満開だった桜も、もう終盤。
今日明日の悪天候で散ってしまいそう。
本来なら満開の中、入学式を迎えらるはずだった人も多いでしょう。
式にタイミングでの満開。
しかも晴れ模様。
なかなか揃いません。
3年前、娘の中学入学式の折には、せっかくの満開にもかかわらず豪雨でした。
先週予定されていた高校入学式が開催されていれば、それは最高の桜日和だったことでしょう。
形ばかりの入学。
本人は高校生の実感がまだ湧かないと申しています。
そりゃそうですよね。
それでも、制服姿で、桜の下で撮影だけしました。

実家の庭の桜が満開に向かっています。



思川(おもいがわ)という品種だそう。
なんて趣のある名前。
調べてみると、栃木県の修道院に咲いていた十月桜から播種、約60年前に開花し、近くの思川に因んで名付けられたようです。
こうなると気になるのが、思川。
栃木の思川は駅名にも、道の駅にもなっているくらいの存在ですが、全国にこの名前の川があることを知りました。

会いたい人に会えない日々。
会えないと思うからこそ、余計に会いたくなる。
もっと普段から会いに行っておけば良かった。
いつかまた、というのは容易いものではないな、と痛感します。
それでも、元気なら、きっとまた会える。
みなさまも、そんな思いを込めて、この思川という桜を愛でてもらえたらなと思います。

桜の話になりましたが、少しはお野菜の話も。
予定していました、春のまなびは、この状況ですので、一部開催できず中止にさせていただきました。
ギリギリ開催できた回に、お越しいただいた方が「独活」の虜になりました。
独活と書いて、うどと読みます。
山菜のひとつですね。

独活は独特の香りとシャキシャキ感が特徴で、古くは薬用植物として、用いられていました。
薬膳的に、水を抜くと言われており、リウマチへの効果が期待されています。
成分として、不足すると疲れやすく抵抗力が弱まるアスパラギン酸を含みます。
また、独特の香りの成分には血液循環を良くする働きもあると言われています。

3月には姿をよく見かけていた独活。
しばらく、旬が終わったと言われ、見かけなくなりました。
ところが、ここ最近、兵庫の名産品、三田うどが並んでいるんです。
これは今食べなきゃ!
捨てるところがないと言われるくらい、隈なく食べられる柔らかく、香り豊かで、白くほんのりピンク色なのが特徴です。




その色が織りなすさまは、桜のよう。
別嬪ですよ。
贔屓目かしら。

うぶ毛をたわしなどで取り、皮ごと調理するもよし、皮を剥いてそれぞれの食べ方でいただくもよし。
新鮮であれば生でも食べられます。



ポリフェノール(あくの成分)を含むので、酢水に浸けると色めを留めることができます。
とはいえ、せっかくの抗酸化物質ポリフェノールは流れ出てしまうので、調理法に合わせて、浸ける浸けないはお選びいただけたら良いかと思います。


こちらは、芽と剥いた皮、レンコンとピーマンとで作ったきんぴら。
あまり得意でない息子でも食べてくれます。




そして、剥いたものを斜め切りにしたものを塩麹に漬けておいたものをぬるま湯で戻した切り干し大根と和えた一品。
菊花も添え、えごま油をさっとかけました。
イタリアンパセリがあったので、のせてみましたが、意外にもなかなか合いましたよ。




他にも、白和えやピクルスなど、生でも茹でても、そして揚げても美味しい独活。
期間限定のお野菜なので、もし見かけたら季節に一度くらいは召し上がってみてください。


おうち時間を過ごすことで、動きが少ないと、どうしても気の巡りが滞りがちにもなります。
香りのものを少しでも取り入れて、身体を整えましょう。


とにかく、もらわないように、そしてうつさない、広げないように。
それを基準に行動して、1日も早い収束を願いましょう。
また、現場で奮闘されている方、私たちがこうして暮らせるように変わらず働いていらっしゃる方々には、本当に感謝です。





今、一番あなたが会いたい人は誰ですか。


2020年4月4日土曜日

春の食材を取り入れて

こんにちは。
桜はこんなにも例年通り美しく咲き誇っているのに、人の世はこうもいつもと違うのか。
そんな日々が続いていますが、世界を見ていると、この先どうなっていくのか、、、
想像がつきません。
来月は何をしているんだろう。
夏はどう過ごしているのだろう。
イメージできません。
それでも刻々と時間は過ぎ、年を重ねているんですよね。

我が家は、子どもたちの長い春休み生活に私も慣れてきたのか、このゆっくりした、時間に追われない生活が、それはそれで馴染んでいます。
そもそも、皆、ベースはインドア派だからでしょうかね。
それぞれがゆるく、だらだらとしたいことをしています。
勉強はしてほしいですが、娘の受験も終わり、ひとまず切羽詰まったものがないので、大目に見れるゆとりが心にあります。
いつもより、笑顔や笑いがあるようにも思えます。
この先、子どもたちとこんな風に過ごせることはもうないかもしれないな、と思えてきて、これはこれで貴重な日々なのかもしれません。

とはいえ、娘は予定通り、来週には入学式を迎え、高校生活が始まる予定です。
正直、いざ始まると決まると心配でなりません。
息子は未定です。
賢明なご決断を望みます。

私自身もですが、子どもたちがいかに忙しい日々を過ごしていたかを思い知りました。
今には今しかない時間があり、その時間をありがたく生きなきゃなと思う今日この頃です。
今、自分にできることを考えて。
新しく、プラスになることを今こそ学ぼう思っています。
乞うご期待!

近所のスーパーの徳島産直コーナーに、まだ菜の花が並んでいました。
即買い!!
こちらの菜の花は苦味が少なく、柔らかく、とっても優しい味わいなんです。
昨日いただいた、打ちたてお蕎麦と一緒に食べてみよう。
息子のリクエストの白ネギ、タマネギ、ショウガ、鳥ミンチに加えました。
とろみを葛粉でつけて、あんかけ風な仕上げ。



自画自賛の贅沢蕎麦が楽しめました♪

実家の母から採れたて筍のお裾分け。
しかも、湯がいてくれているというありがたさ。
春の味覚をこの週末は楽しめます。



飲食店さんが、時節柄、テイクアウトに乗り出しています。
わたしのお気に入りのお店もされているので、試してみようと思います。
一流のお料理を自宅で楽しみ、ヒントをいただけたらなお、最高。
家でもきっと季節を楽しめるはずです。

満開になった桜。
13年前に息子を産み、退院する時にも満開で、何かに掲載されるということで、撮影されたような記憶があります。
名物の桜。
今年も美しく咲いていました。


人だけでなく、実家の飼い犬も満開の桜の元で気持ちよさそうに寛いでいたようです。
桜を愛でるなどして、季節感を感じる。
あらゆる生きものにとって必要なんだろうなと感じますね。

心置きなく季節を楽しめる世を願うばかりです。

どなたさまも、お気をつけくださいね。

本当に。