2018年7月29日日曜日

イベント報告☆夏野菜といろいろワインのマリアージュ

こんにちは。
夜中の台風は窓を閉め切ってても、荒々しい音が激しく聞こえて、何度も目が覚めては寝付けない、を繰り返しておりました。
大きな被害が出ていなければ良いのですが。

昨日はそんな空模様が危惧される中、たくさんの方にお集まりいただき、欧来食堂TANAKAでのワインと野菜のコラボイベントを開催することができました。
お越しいただいた皆さま、ありがとうざいました。




田中稔シェフのメニュー内容に感嘆し、テーブルに5種類のワイングラスを並べながら、なんて豊かなイベントなんだと、我ながら思うばかりでした。

これが珍しいオレンジワイン
ビオディナミワインの人気のワインでもう世界で完売だそう

なにわ伝統野菜盛りだくさんの前菜10種盛
パスタにも伝統野菜
メインのお魚やお肉に添えらるものにも
お肉も珍しいなにわ黒牛
デザートにも大阪ぶどうやイチジク


わたしは、事務方兼司会進行兼野菜のおはなし、という立ち位置なので、おふたりが提供されるものさまさまなのでした。

テーマは夏野菜、中でも大阪もんということで、なにわの伝統野菜。
それらを中心に大阪産の野菜果物、お肉までなにわ牛。
これだけの食材を揃えてアレンジするシェフの腕はさすがです。

料理の合間をぬって、お料理の内容など田中シェフもいろいろ語ってくださりました


そして、野菜に添わせてワインを選ぶことは珍しいそうですが、それらのお料理にうまくマリアージュさせたSalon de MARU浅倉康子さんは世界中のブドウ畑に足を運んで、目利きされるエキスパート、もう、あっぱれです!!

康子さん特製の恒例紙芝居によるセミナー
とっても分かりやすく、引き込まれます

ワイン業界では、ワインも農作物とのこと。
野菜果物と最も添いやすいお酒なのかもしれませんね。

素晴らしいお料理の数々とワインでみなさま大満足だったことでしょう。

ちなみに、わたしは伝統野菜について触れたのち、旬のなにわ伝統野菜の毛馬胡瓜、玉造黒門越瓜、勝間南瓜、鳥飼茄子を中心にお話させていただきました。


なかなか入手は難しいお野菜たちですが、それぞれの味わいはやはりどこか懐かしい野菜らしいお味です。
本来は、なにわ料理など和食にぴったりの食材なのですが、シェフが和洋をうまく融合して、味わい深いお料理の数々を生み出していらっしゃいました。
なかなかお目にかかれなくとも、その価値と美味しさを知っていただけたはず、、、きっとどこかで出会えたら、それを手にとって食べてくださると願います。
楽しくご歓談されつつも、わたしのなにわもん話には耳を傾けてくださりありがたいことでした。



次回は秋冬ものを、11月頃予定しています。

どんなお料理にどんなワインが登場するか、乞うご期待です。

2018年7月26日木曜日

パン作りとのコラボレッスンのご案内(京都にて)8月開催

おはようございます。
連日の危険な暑さが少しだけ落ち着くのでしょうか。
予報を見ると、あの真っ赤っか太陽晴れマークではなく、最高気温も35度を下回っています。
期待したいものです。

1ヶ月後はどうなってるでしょうか。
残暑が厳しいのかしら。
そんな時節に開催の京都でのコラボイベントのご案内をさせていただきます。
京都の坂ノ途中さんでのレッスン第三弾!
友人であり、亀岡を中心に、人気のパン講師をしている大井芽美先生によるパン作りとのコラボレッスンです。

坂ノ途中 季節の野菜とナチュラルパン
『夏野菜カレーパン』

ホームベーカリーで簡単にカレーパンが作れます。
今回は、坂ノ途中さんの夏野菜「モロヘイヤ」を使用したふわふわカレーパンです♬
揚げたてのカレーパンは格別です。
手づくりでしか味わえないサクサクふわふわ食感がたまりません。
ご自宅でも簡単につくれちゃいます!


季節の野菜からは京都の伝統野菜の賀茂茄子を中心にナスについて、そしてカレーパンで使うモロヘイヤのお話をします。
手軽に作れる、暑い夏こそ食べたくなる賀茂茄の一品ものを実際に作ってみましょう。
また、シンプルに焼いた、坂ノ途中さんのお野菜の美味しさをそのまま体感していただきます。
旬を迎えた野菜の美味しさを存分にお楽しみください。
ウェルカムドリンクには、今回も身体が喜ぶスムージーをご用意します。
お楽しみに!

日時:818日(土)10:00-12:30
参加費:4,000
場所:株式会社  坂ノ途中 2F
    (〒600-8888 京都市下京区西七条八幡町21番地)
   《アクセス》
    ・阪急 西京極駅 徒歩15
    ・阪急 西院駅 徒歩17
    ・JR 丹波口駅 徒歩18 
    ・バス停 西大路花屋町 徒歩4
★持ち物:エプロン、筆記用具、パンを持ち帰る袋  
定員:10名(先着順:5名以上で開催)
お申込み方法:お名前、連絡先を記載の上メールでご連絡ください。
    peche201305@gmail.com
締切:定員になり次第
  (キャンセルされる場合は前日までにご連絡をお願いします。
 当日もしくはご連絡いただけないままキャンセルされますと、料金をご負担いただくことになります。)


パン講師 大井芽美
京都府亀岡市にて白砂糖を使用せず、無添加の材料にこだわった『パン教室 Pêche』を主宰。
お子さま連れでも通える教室として亀岡市外からも毎月50名の生徒さんが通っていらっしゃいます。



ご参加お待ちしております!




2018年7月23日月曜日

極楽!うふふの実の世界

こんにちは。
猛暑の中にいると、涼しいところに入った途端に眠気に襲われてしまいます。
昨日は三木に出かけた帰りのバスの中で、船を漕ぎながら、隣の方にもたれかけながら寝てしまいました。。。
お恥ずかしい限りです。
ちなみに、こちらのバス、路線バスといえど、大型観光バスでの運行なので、ひときわ快適だったんです。

兵庫県三木市。
東海近畿クボタさんのクボタeファームみきという圃場に、野菜ソムリエ協会のコミュニティ兵庫のイベントで訪れました。
こちらではアイメック農法という農法でトマトが生産されています。
環境管理されているビニールハウスの中で、ナノサイズの穴が空いているアイメックフィルムというものを通して、少しずつ水分を吸収させる栽培方法です。
通常、菌や虫を持ち込むとビニールハウスの中でそれが蔓延ってしまう恐れもあるため、外からの見学のみ。
今シーズンの収穫を終えて、今植わっているものを伐採し、畑を整えて、来月には秋冬向けトマトを定植という流れなので、昨日は特別にハウスの中に入っての見学の上、収穫までという貴重な体験をさせていただけました。

うふふの実というブランドで販売されているトマト。
野菜ソムリエサミットでも金賞されたこともあり、大変人気のトマトです。
フルティカという品種はミディトマトくらいのサイズですが、アイメック農法ならではのきめ細かい水分管理により、もっとギュッと濃縮された感じの仕上がりで小ぶりのミディトマトから大きめのミニトマトというサイズ感で仕上がっています。



システム管理され、このような機材で水分補給

アイメックフィルムの下に水分

ミストが放たれたり、CO2を入れる流したりとトマトが元気に育つように施されています

うふふの実の親?クボタeファームの山内一剛氏 
今回のイベントをコーディネートしてくださりました


指でトマトを摘むのは初めて。
摘みながら、味わいながら、存分にトマトトマトトマト🍅

収穫量は4kgにもなりました。
同行者にはその1.5倍の収量の方もいました。
帰宅して、山のようなトマトを娘に見せると、そりゃもうびっくり!!



たくさんお裾分けをして、一部は皮のまま冷凍。
湯剥きしてマリネにも。
今日のお昼にはお素麺と。
お砂糖入れてないのにこんなに甘いの?と娘も驚きの味わいのお出汁となり絶品でした♪

うふふの実をミキサーに皮ごとかけて、オリーブオイル、塩、ビネガーに少しの出汁醤油で、素麺だしに


爽やかな甘さにいい具合の水分がのったうふふの実。

より高みを目指して作られてる方々の想いも感じとれる味わいです。
次のシーズンも楽しみです!

それにしても、同じくらいの気温でも、街中での暑さとは違うものですね。

2018年7月16日月曜日

ブドウの盛んな地、交野でブドウを楽しみました🎶

こんにちは。
外の暑さもさることながら、サッカーW杯の熱い戦いもついに幕を閉じましたね。
さほど、サッカーに興味のないわたしでしたが、強豪国のすごい戦い、そして日本の果敢な姿に魅了され、寝不足な日々です。
昼寝が欠かせません。
昨夜も息子と決勝戦観戦。
かなりウトウトしつつもなんとか見終えて、試合後の温かいシーンに一人で感動していました。
息子は後半に残念ながら寝落ちてしまったので、一人観戦でした。


先週、大阪の交野市を初めて訪れました。
在住の野菜ソムリエさんが企画してくださった「交野ぶどう」のイベントに参加。
交野はブドウの名産地なんですね。
市場には出ておらず、直接お気に入りの生産者さんを目当てに買いに来られる方ばかりだそうです。
同じ品種を作っていても、それぞれのお味があり、それぞれにファンがいるのでしょう。

わたしが訪れたのは今堀ぶどう園さん。
デラウェアを袋いっぱい収穫させていただけて、なんて贅沢♪





甘さと酸味のバランスが絶妙で、粒も大きくやめられない美味しさでした。
おススメされて、ブドウ酢作り続行中。
楽しみです😊



大粒のブドウも試食。
クイーンセブンという、なんとも可愛らしいブドウをはじめ、いろいろな個性豊かなお味を楽しめました。
ブドウ苗木屋さんに新しい興味深い品種を仕入れて育てようとされているお話など、ワクワクがたくさん。



また、トマトやお米を作られてる堀田さんという生産者さんからは受託農業のお話をうかがいました。
兼業農家や農家の高齢化に対応した受託制度。
農業を残していくためには、このようなシステムは必要だなと感じます。




お土産に、大阪の市場で高値がつくネギの生産者さん、中村さんの青ネギをいただけて、ありがたや~


おかげさまで、子どもたちにも絶賛のネギ料理が作れました♪

交野は、とってものどかで、流れる空気がいわゆる「大阪」のイメージとは違う地で、七夕伝説など風情のあるところでした。
また、訪れたいところですね。

これからどんどん出てくるいろいろなブドウ。

お気に入りを見つけたいですね!

2018年7月11日水曜日

ワインと大阪もんお野菜イベントのご案内(大阪市内にて)

こんにちは。
先週の日本を襲った豪雨の爪跡はまだまだ大きすぎて、捜索や救助、復旧作業の報道を見るたびに想像を超える被害の大きさ、そして自然の脅威を再認識させられます。
被災された方々をお悔やみ、お見舞い申し上げます。
450カ所ほどもの土砂崩れ。
報道されないところもたくさんあり、近隣や地域の方が作業もされてると聞きます。
この猛暑がまた厳しさを増しますね。。。
なぜ、こんなにも試練を、と思ってしまいます。

立場柄、農業を営んでる方々の現状がとても気になります。
より近い立場で、自然の恩恵を受けつつも、大きな試練を受けながら、自然と向き合っていらっしゃる方々。
こんな状況の中からも産み出される作物を感謝して、いただくことが、わたしにできることの一つなのかなと思います。


このような時に、改めてお知らせすることなのかどうか迷うところですが、飲んで食べてパワーチャージして、熱い夏を乗り越えられるのであればという思いを込めて。



欧来食堂 TANAKA 田中稔シェフ
サロン・ド・マル ワイン師 浅倉康子
野菜ソムリエプロ 荒川雅子
コラボイベント

場所:欧来食堂 TANAKA (大阪市営地下鉄谷町四丁目駅より徒歩10分・堺筋本町駅より徒歩15分)
日時:728日(土)12時スタート 
会費:5,000円(税込)<素敵なワインに合わせて>
   3,500円(税込)<お料理のみ~アルコールの苦手な方も大歓迎>
コース内容:アンティパスト・パスタ・メイン料理・デザート

野菜とワインをこよなく愛する野菜とワインのソムリエである田中稔シェフが地元大阪もんの旬の伝統野菜などを中心に腕をふるいます。
普段のお料理にも生かせるコツも教えてくださります。

海外ワインコンペティション審査員も務め、国外で活躍するビジネスマン向けワインの個人レッスンも多数こなす、国内外で大活躍の浅倉康子氏が、シェフのお料理にワインをマリアージュして、ご提供。
ワインにまつわる知っておくと便利なお話もお楽しみいただけます。

わたしは、登場する大阪もんのお野菜のお話をさせていただきます。

ご参加ご希望の方は、
まで、
お名前、ご連絡先(メールアドレス・連絡のつきやすいお電話番号)、人数、ワインの有無を明記ください。
なお、7月21日以降のキャンセルは、全額ご負担いただきますので、ご了承ください。


日本中に少しでも笑顔が広がりますように。