2019年6月19日水曜日

泉州黄玉葱に唸る夕べ

こんばんは。
少し間が空いてしまいました。

昨晩の大きな地震の地にいらした方々、さぞかし大きな恐怖に包まれたことかと思います。
余震への不安も尽きないでしょうが、早く心穏やかに過ごせる時が訪れますように。

関西は、まだ梅雨入りし損ねていますね。
とはいえ、湿気もそれなりで、身体が怠いという声も多く聞こえます。
昨秋から学び始めた、日本四季大学の四季薬膳。
先日の夏と梅雨の養生の学びをもって、四季折々の認定講師の資格をすべて取得することができました。
近日中に、夏と梅雨どきの養生の学びの場を設けたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

娘も食欲が落ちて、身体に湿気を取り込んでいるように思えます。
むくみを取る食養生を少しでもと心がけています。

今日は、野菜ソムリエの大先輩の野菜果物、そして美肌も込められたセミナーランチに久々に参加しました。
今日のテーマは枝豆とサクランボ。
そこでも、四季薬膳で学んだことと同じような話が出て、やっぱりそうなんだね!と再認識。
改めて食の大切さ、身体は食べもので作られてるんだなぁと感じました。
それにしても、とっても私好みのお味のお料理の数々。
こんなアレンジもあるんだ、といつも発見たくさんです。

そこで、ご一緒した方からいただいた貴重なタマネギ。
泉州黄玉葱


大きくて、平べったい形をしています

なにわの伝統野菜のうちのひとつで、名前は聞いたことがありますが、口にしたことはありませんでした。
大阪もんに精通されている方でも、それを手にすることが難しいようです。
そんな幻のタマネギをようやく入手されることが叶い、お裾分けしてくださりました。

早速、今夜の逸品に。
皮のまま、まるごとストーブ鍋に蓋をして低温オーブンでじっくり焼き、最後はコンロのガス火で仕上げました。



ほんの少し塩をぱらつかせて。


なんとまぁ、甘い。
どこまでも遥かに広がる甘さ。
けっして甘ったるいわけでなく、深みのある旨みが溢れる甘さ。
子どもたちもあっという間に食べ尽くしていました。

この泉州黄玉葱が淡路島に渡り、今盛んに作られてる淡路島のタマネギ文化の元となっているとか。

巷で売られていない、泉州黄玉葱ですが、堺の北花田のCafé&Meal MUJIのブッフェのメニューのひとつに並んでいるそうですよ。
北花田のムジカフェは野菜ソムリエにとって、かなり訪れたい場所なのですが、まだ行けていません。。。
行きたいなぁ~


伝統野菜。
いつの時代になっても受け継がれていくべきですね。

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