2017年8月28日月曜日

宝石のようなブドウたち

こんばんは。
朝晩は涼しさを時折感じられるようになりましたね。
蝉の声もあまり聞こえなくなり、いざあれだけ待ちわびた秋が近づくと、夏が終わるんだなと、やや寂しさも感じたりする複雑な乙女心です。

夏から秋にかけて、ただいま真っ盛り!の果物、ブドウについて、野菜ソムリエプロのスタディ会にて学びました。
ブドウの歴史から生産、栄養などなど。
さらに、大阪の羽曳野にある西馬ブドウ園さんの10種ものブドウの食べ比べ。


人生で食べたことのあるブドウはいかにわずかな品種だったんだ、と思い知りました。
自分は巨峰が一番好きだと思っていたのですが、いやいや、食べ比べてみるとこうも味が違い、好みがハッキリしました!!
甘すぎず、爽やかさあるものを求めるのは気候ゆえなのか?
赤系のブドウが好きなようです、わたし。
さらに、ひとつの房でも、枝に近い上の方が甘いのですが、どうやらわたしは先の方の糖度の低いものの方が美味しく感じられたり、同じシャインマスカットでも、人気の完熟のものより、完熟より手前のものの方が気に入ったり、と自分なりの発見もありました。

また、生産者さんの思いやこだわり、作る過程を聞く度に、対価って本当に大切な価値のあることなんだなと思います。
多くの人の好みを考えながらも、それだけにとどまらず、マジョリティ以外の声にも耳を傾けて、なにを作っていくかを考える。
生産者さんの追求はとどまることを知らないなと、常々思います。

そして、それが育てたものに表れる。
今日食べた10種類のブドウそれぞれから個性とともに、味わいとなって伝わってきました。
より美味しくて、少しでも安全で、良い状態のものを届けたい。
その思いを形にして、作ることはたやすいことではないでしょう。
ひときわ手間のかかるブドウづくり。
計り知れない手作業の数々を聞いて、おののき、来年はやはり圃場にうかがって、体感しなきゃと思いました。




ところで、先日、金沢の高価なブドウ、ルビーロマンを食べる機会を得ました。
1500600円で売られてるそうです。


確かに、甘さと酸味のバランスも良く、大粒で、1粒でも食べ応えがありました。
それにしても、なぜそんなに高価なのか?
生産過程が特別なのか?
などの謎?も垣間見ることができました。
ブランドとその価値というのは、どんなものにもあるのですね。

5060品種も国内で作られているブドウ。

是非お気に入りに出会えるといいですね!


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