2020年5月17日日曜日

そらまめくんのベッド


こんにちは。
昨日の雨空から、一転、今日は晴れてます。
梅雨入りをしたところもあり、確実にその足音は近づいてきてますね。
来月には、梅雨にまつわるお話をオンライン体験でできたらいいなと考えています。
また、決まりましたら告知させていただきます。

全国的に緊急事態宣言が解除された地域も多くあり、世の中が動き出したのを実感しています。
とはいえ、我が街は対象外ですし、たとえ解除されても生活スタイルはしばらくは変わらないだろうと思っています。
やはり、第二波も怖いですしね。

じっとしていても、季節は移り変わるわけで、旬の野菜果物も動いています。
それを感じるとホッとします。
前回お届けしたエンドウマメに続き、今回はソラマメ。
兵庫県尼崎の伝統野菜の武庫一寸というソラマメが私のお気に入りです。




これについて、毎年綴っているような気がします。

2019年の投稿はこちら
2017年の投稿はこちら

それくらい、期間限定、今存分に楽しみたいお野菜のひとつなんですよね。
去年は、薄皮を剥いたソラマメを鞘に戻して、調理師、ワタのとろみとともに味わう食べ方にハマりました。
今年もそれからスタート。
玉味噌を鞘の中に忍ばせての蒸し焼き。


特にこれが大好きな娘は無心になって、食べていました。


そして今年のお気に入り。
トマトとソラマメの煮込み料理。
ありがたいことに、我が家、絶賛トマト祭開催中。
常にトマトに溢れており、食卓にはザルに入ったミニトマトが置かれていて、通るたびに口にするのは私と娘。
1個で済まされず、次から次へと口に入れる日々。
そんな中から少し過熟したトマトと新タマネギ、生ニンニク、そして筋や硬いところを取ったソラマメの鞘、ソラマメの実は薄皮も剥かず、コトコト煮込みます。


鞘の両端の硬い筋はそぎとって使います


鞘ごと柔らかくなり、ワタのとろみが他の食材と融合し、なんだか地中海を思わせる味わいになります。


冷めても美味しいこの一品。
今の時期に食べられる贅沢品です。


ズッキーニとタマネギ、生ニンニク、そして同じく処理したソラマメの鞘と、薄皮付き実を、塩胡椒とオリーブオイルで柔らかく蒸し煮。
そこにとまとや中村阮さんのプチぷよを並べてチーズをかけて焼いたものは、止まらない自然のマリアージュ。


それぞれの旨みが濃厚に詰まります。


伝統野菜なのに、異国風な味わいに変化する。
そう、きっとこれは、そらまめくんのベッド、あのふかふかのワタのおかげなのだと思います。
早めに収穫することで、ワタがたっぷりふかふか。
生産者さんの島中さんの達人っぷりが現れてるなぁと感心してやみません。


お昼はなんちゃってピザ。
こちら薄皮も焼いて使いました。
プチぷよとソラマメ、オリーブのみ!


この場合、鞘はとっておき別で使います。


まなびの会でお世話になってます、芦屋のwork and placeさんがされてるYouTubeチャンネルwap pocketにて、リモート対談の様子を配信してくださってます。

第1回目の番組については前述のこちらのブログにて触れさせていただいています。

第2回目の模様がまもなくアップされますので、またご覧いただけたら幸いでございます。
その際は、お知らせさせていただきますね。
併せて、よろしくお願いします。


では、まだまだ油断大敵です。
どなたさまも健やかにお過ごしください。

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