こんにちは。
エアコンなしでもかなり快適に過ごせるようになりました。
娘に続き、息子も明日から学校が始まります。とにかく彼にとっては、毎日遊びまくりの夏休みでした。
そんな夏休み最終日は、831で野菜の日!
生産者さんは頑張っていらっしゃっているのに、なかなか消費が上がらないのが実情だと聞きました。
もっともっと、野菜果物を日常的に食べたいものですね。
野菜ソムリエとして、声を大きくしていかなきゃと思う日でもあります。
野菜の日ではありますが、今日はイチジクの話。
昔は、家の庭によく植えられていたイチジク。
1日に1ずつ熟すことからイチジクと呼ばれたという説もあるように、買うものではなく、毎日、熟したものを採って食べていたのでしょう。
今、日本の市場に出ているイチジクの8割くらいは桝井ドーフィンという品種です。
先日、その桝井ドーフィンの完熟のトゥルルンイチジクと称される、たまらなく美味しいものに出会い、母と作り手さんのイチジク農園を訪れました。
初めて見るイチジク農園。
第一印象は美しい!
女性ひとりでこだわりを持って、ここまで歩んでこられた道のりを語ってくださり、その思いにとにかく引き込まれました。
鳥や虫から守るにはどうすべきか、など忍耐強く観察し、対策を講じる。
かなり、防御されていても、露地ものなので、こんな風に鳥に食べられてしまうようです
完熟を届けるために、ご自身の手で運び、販売もされる。
積み重ねてきたことが、イチジク好きの人から人へと広がり、今があるようです。
関東から大量に買いにきて、新幹線で持ち帰るお客様。
一年分のイチジクを買って、イチジク専用冷凍庫に保存するお客さま。
イチジク愛好家の方々がたくさん、毎年この時期に訪れるそうです。
たくさん、もぎたてをいただきながらあっという間の1時間半でした。
母は翌朝とってもお通じが良かった模様。
食物繊維ペクチンが大腸に働きかけたのでしょう。
また、白い乳液が出るイチジクですが、これはタンパク質分解酵素フィシンといって、消化を助け、便秘の緩和にも関連があるとも言われています。
昔から、特に女性に良いと言われているイチジクは、そんなところからもきてるのでしょうね。
桝井ドーフィンの美味しさとはまた別の美味しさ。
白イチジク、黒イチジクもやめられないわたしです。
それはまた明日綴らせてもらいます!
お話を聞いているうちにこんな夕焼けが見れて、帰る頃かすっかり夜空にお月さま