2018年11月30日金曜日

本物を知りました!素材は国産原料のみ、伝統的な製法で作られたお醤油

こんにちは。
今年は紅葉を見に行くチャンスを失ってしまったので、投稿などを目にして、楽しませてもらっています。
連休中、ひとり紅葉狩りに京都に出かけた夫の写真も羨ましいものでした。
みなさまはお出かけされたかしら。

先日、野菜ソムリエ協会にて、講座の受講を検討されている方々向けにトークセッションが行われ、私も専業主婦の声として喋らせていただきました。
平日の夜ということもあり、私のような立場の方はいらっしゃらず、お仕事柄取得を考えていらっしゃる方が大多数でしたので、私の話は参考になったのかは、、、謎ですが。
それでも、青果の流通の方、シェフをされている方と同席してのトークセッション、気づきも多く、改めて自分の立ち位置も再確認できたように思います。

当日の午前中には、兵庫の芦屋神社にて、醤油づくりのイベントが開催されて参加しました。


その土地の、その季節のものを食べることが身体を豊かにする。
その考えに強く共感して目下学び中の、日本の薬膳料理、日本四季大学さんが主催。
天然醸造のお醤油を代々製造されている兵庫県養父市の大徳醤油の代表浄慶拓志社長によるお醤油のお話と手作り醤油。
芦屋神社の山西宮司さまの五穀豊穣、醸すとは、そして神饌、などのお言葉とともに語られるお話はとても心に響きました。

大徳醤油さんの掲げる「いのちを育む食べものづくり」。
その想いは、数少なくなってきている、天然醸造での醤油づくりにしっかりと込められています。
市場に出回る醤油の現状には驚かされることばかり。

大徳醤油の代表浄慶拓志社長

500mlの水が100円くらいで売られているのに対して、それより量のあるお醤油が安価で売られていることにも???
なんの疑問も持たずに生きてるなぁと気づかされました。

どうしても、旨味が重視されがちな今ですが、大徳醤油さんの醤油のあり方は、、、
料理にとけ込んで、醤油の味が消えて、他の素材の味わいがランクアップするような脇役的存在が理想のようです。
すごいな、醤油!!!

原料となる穀類も野菜果物と同じく、作られた背景が知れるとより嬉しいものですね。
身体を作っていくものですから。

その昔、お醤油屋さんがない時代はそれぞれの家庭で作られていたお醤油。
私も一年以上かけて、育てることに挑戦です。
不要に温度を調整せず、四季の気温に合わせての微生物の働きに委ねての製造。
芦屋神社で浄められた水に塩、大徳さんのもろみ。


あとは、私の愛かしら。
朝から素手で混ぜて育んでいます♡
過保護にも、放ったらかしにもならないように。
変化が楽しみです♪


2018年11月15日木曜日

お野菜中心のひと皿を、、、アートなイベントにて

こんにちは。
11月に入ってから心地よい暖かさが続いていましたが、少しずつ冷えを感じるようになりましたね。
昨晩からやっと、冬布団に変えることができました。
こうなると、お布団が気持ちよく、朝起きるのが辛くなります。

2日間に渡り、芦屋のwork and placeさんにて開催されました「AAP(アシヤアートプロジェクト) トークセッション00」におけるフード提供をさせていただきました。


1954年に芦屋で誕生した具体美術。
それを未来に繋いでいこうという想いからAAPが発足され、4回から成るトークセッションの1回目が行われたのでした。

野菜ソムリエとしての想いをほんのひと皿に込めつつ、アートに興味深い方々に少しでも視覚的にも満足を得ていただけるものを作る。
そして、そこそこお腹も満たせるように。
たくさんの数を2日に渡りご提供できたのは、関係者の皆さまのお力があってこそでした。

私にとって前代未聞のお仕事を提案してすみません、、、とおっしゃってくださったご依頼主さま。
いつだって前代未聞から始まるもの。
必ず最初は前代未聞。
大きなチャレンジではありますが、それをやり遂げられたら、大きな自信と糧となります。
本当にありがたいことだなと思いますね。

そんなひと皿はこちらです。
国内外の現代美術に影響を与えたGUTAIをイメージに、和洋を取り入れたものをご用意しました。

・カブと赤白ダイコンのシークワーサー漬け、イエローアイコ添え
・蒸しキクイモ、レンコン、エビイモ 味噌チーズ風味
・カボチャのもなか
・鶏胸肉の塩麹ロースト、ジャガイモミルフィーユ
・ごはんプチパン



直接、みなさまのお声は聞けませんでしたが、お口に合えば嬉しいなと思うばかりです。

これからも、野菜ソムリエとしての想いを込めて、私にできること、を模索し、挑戦していきたいです。


2018年11月1日木曜日

見つけたら必ず買ってしまう芋のひとつ、キクイモ

こんばんは。
ハロウィンも終わり、今日から霜月、11月ですね。
野菜ソムリエを通じて出逢えた大切な友人に久しぶりに会うべく、梅田に出ましたが、街はもうクリスマスモードに移行。
今年最初のクリスマスソングを耳にしました。
バイトをしている飲食店でも、昨日はハロウィンモード全開でしたが、閉店後すべて撤収したんだろうなと、身近なことに、いろいろ大変さが目に浮かびます。

秋も深まり、少しずつ見かけるようになってきたキクイモ。



皆さまご存知でしょうか。
その名の通り、キク科の植物で、根塊部を食べます。
初めて見たときはショウガのようにも見えるし、美味しいのか?どうなんだ?と躊躇しました。
産地から直販しにいらしている、お兄さんのお話をうかがって、手にして以来、すっかりファンになったお野菜のひとつです。

食べる天然のインシュリンと謳われるキクイモ。
芋類でもデンプンをあまり含まず、含まれるのは糖類の一種イヌリン。
これが、急激な血糖値の上昇を抑える働きがあり、糖尿病のお食事としても効果が期待されています。
食物繊維やカリウムも多く含む、なんとも健康食品のようなお野菜です。

それでいてクセがないのも魅力的。
なににでも馴染んでくれます。
アメリカ北部が原産ですし、洋風なお料理にも合いますし、お味噌汁の具材としても美味しいです。
まるごと揚げるのもよし。
煮るとほっくり、柔らかく、また違う表情を楽しめます。

お味噌汁はもちろん、ポタージュスープにしても甘みと香りの良さで旨し


トマトソースにも程よく存在感を出しつつ、馴染んで
旨しパスタソースとして食べた翌日はご飯にかけてもいい感じ♪


なかなか、メジャーな存在にはまだ遠いようでスーパーなどの店頭では見かけませんが、それでも繁殖力もあるようなので、見かけられたときはぜひぜひ手にとってみてくださいね。


しばらくは、今日大阪で入手したたくさんのお野菜を楽しみます♪
それにしても、一気に寒くなりました。

皆さま、体調にはくれぐれもお気をつけくださいませ~