こんにちは。
素晴らしい秋晴れですが、家の事情で、文化祭の代休の娘と引きこもり。
2人でお出かけできれば良かったなと思う陽気です。
文化部の娘にとって、文化祭は一年で一番の節目。
先輩方を涙で見送り、明日から自分たちが中心になっていきます。
懐かしいですね、わたしも文化部でしたので。
秋はどこでもそういう季節ですね。
秋の実りが最盛期を迎える中、冬のお野菜の育つさまがとても頼もしい。
先日の丹波での光景はまさにそんな感じでした。
イキイキと育つ人参たち。
人参葉の美しいこと!
そして、香り豊かで柔らかく美味しいこと。
とはいえ、夏の気候の荒れの打撃も現れています。
天災が多く、特に丹波黒枝豆を植える時期に、降り止まない豪雨がありました。
定植した苗が流されてしまった生産者さんも多かったようです。
雨が止んだあともなかなか水気が抜けず、定植のタイミングが難しいとも聞きました。
そんなわけで、今年の黒枝豆は例年以上に非常に貴重なものですね。
量も少ないだけでなく、育ちも遅れているようです。
価格もかなりの高騰ぶり。
致し方ありません。
先週は丹波にて、貴重な黒枝豆を収穫し、堪能することができ、幸せを感じる日々でした。
娘も黒枝豆が大好きで、夕食前から黒枝豆、夕食でも黒枝豆、お弁当にも黒枝豆。
厳しい自然環境の中、負けずに耐え抜いて実ったものたちなだけに、旨みは強く、味わいは逞しく、やめられない美味しさです。
強風に煽られて傾いたであろう枝がまた、空に向きを変えたのでしょう、曲がった枝を抱えて育ったものもおりました。
そして、昨日は属している野菜ソムリエ協会コミュニティ兵庫で、兵庫県三田市のありちゃん工房、有鼻恵子さんの圃場にて、丹波黒枝豆収穫イベントに参加しました。
絶好の収穫日和の中、豊かな黒枝豆や山田錦の実りはもちろん、参加してくださった小さな子どもたちのキラキラした笑顔をたくさん目にすることもできて、最高のパワーチャージとなりました。
有鼻恵子さんはとっても元気で前向きな方。
若い人たちが農業することを応援する活動もされており、パワーがみなぎっていらっしゃいます。
そんな彼女が育ててきた黒枝豆の味わいは、まさに有鼻さんのスーパー笑顔が詰まった甘みたっぷり。
その場でたくさん食べたのに、帰ってからも蒸し茹でしたものをつまみだしたら止まらない。
タンパク質豊富な豆類ならではの栄養を備えつつ、野菜としてビタミンやカリウムも豊富な両方の良いところを持つエダマメ。
エダマメのタンパク質に含まれるメチオニンはアルコールの分解を促して、肝機能を高める効果があり、だからこそ居酒屋さんでエダマメは欠かせない存在なんですよね。
さらに黒豆の黒はアントシアニンで、その抗酸化力もありがたい。
エダマメの嬉しい栄養については、昨年の収穫時のブログにも綴りました。
こういったせっかくの栄養分を余すところなく取り入れたいので、流れでないように、鞘の端を切らずに、蒸し茹でのようにして食べることをお勧めしたいですね。
焼くのも美味しいですよ!
お昼に娘と食べようと思った黒豆おこわ。
餅米をせいろ蒸しして、別で蒸し茹でした黒枝豆と混ぜ合わせました。
黒枝豆の甘さが際立って、美味しく止まらない。
娘はできあがる前に、急なお誘いで出かけてしまいましたとさ。。。
1人で平らげてはならないよ、わたし。
貴重な黒枝豆、今、楽しみましょう!!!