2019年2月28日木曜日

寒さの中、魅力を増す!寒じめほうれん草

2月最後の日は雨ですね。
花粉も飛び始めているので、雨の日はそれはそれでありがたくも感じます。
来年はうるう年なので、もう1日ありますね!

今日は近々控えたイベントのために、試作作りと資料作りに励んでいます。
私にとっても挑戦。
それについてはまた良いご報告ができればなと思います。

少し前になりますが、大阪の欧来食堂「TANAKA」にて開催されました、「岩手の食材deメディカルレストランin 大阪」に参加しました。



Cuisine Minceurという活動をされています、抗加齢医学部認定医でかつ、野菜ソムリエ上級プロの宮田恵先生による、寒じめほうれん草と三陸・田野畑わかめのセミナー。

宮田恵先生

健康に若々しく暮らしていくための食の知識を岩手の食材を通じて学べるひと時となりました。
関西に住んでいると、なかなか口にすることのできない岩手の食材をたっぷり使ったお料理を手がけられたのは田中稔シェフ。

田中稔シェフ

まさに身体が喜ぶ味わいでした。


寒じめほうれん草。



これは品種ではなく、寒さを利用した栽培方法。
ホウレンソウに含まれる、ホウレンソウフラボノイドという機能性成分は寒さで増えるそうです。
これが、まさに抗加齢、つまりアンチエイジング効果が期待される成分なんですね。
他にも、目の健康維持に働くルテインも豊富です。
ルテインは目に入る光のダメージから守ってくれる優れもの。
目に疲れるものが溢れるこの世、とっても必要な成分ですので、たくさん摂りたいですね。

田中シェフのお料理では素揚げと茹でたものが使われていました。


ホウレンソウの素揚げなんて初めて!
あまりの美味しさに感動。
早速、買って帰った岩手の寒じめホウレンソウで、夕食にチャレンジ!
どうしてもこの旨みを子どもたちにも味わってほしくて試みましたが、なかなか大変でした。
茎に水分が残っていて、油がはねるはねる。

全然違います。。。
見た目もシェフのようにはいかず。
さすが、プロです!
それでも、喜んで食べてくれたので良しとしましょう。
多く含まれるカロテンは油と摂ることで、吸収が良いことも魅力的ですしね。


牡蠣とホウレンソウの相性は絶妙です

寒さの中で育ってこそなので、なかなかこちらではお目にかかれない気もしますが、近所のスーパーでは岩手県産ではないものの、群馬県産の寒じめほうれん草は販売されています。

もう、暖かくなってきているので、ますます見かけるのは難しいでしょうが、もし、寒じめほうれんそうを目にしたら、迷わずお手に取ってみてください!

2019年2月16日土曜日

イチゴづくしのafter Valentine day ❤︎

こんにちは。
寒さもぼちぼち終わりかけているのでしょうか。
来週半ばごろは気温がとても上がる予報になっていますね。
お天気はよろしくないようですが。
先ほど、仕事帰りにまさかの雨に降られちゃいました。

昨日は野菜ソムリエ協会の地域団体、コミュニティ兵庫主催、ひょうごの野菜消費拡大推進協議会(事務局;兵庫県農政環境部農産園芸課)ご協力のもと、兵庫のイチゴランチセミナーが開催されました。


先日、生産者さんのもと、見学させていただいた二品種のイチゴ。
あまクイーンと紅クイーン。
生みの父親でいらっしゃいます山本晃一さんのイチゴのお話からスタート、二品種の食べ比べ、そしてすべてにこのクイーンたちが使われたお料理を西崎憲一シェフが手がけてくださるという、まさにイチゴづくしのひととき。



お店にはイチゴの芳香が漂い、自然と笑みが溢れます。
山本氏のお話は何度聞いても新鮮で、イチゴへの愛がとても感じられます。
長年イチゴと向き合われてるからなのか、そもそものお人柄なのか、本当にほっこりさせられます。
クイーンたちを世に送り出し、多くの人に知ってもらいたい、愛されたい、そんな想いを語るお姿は結婚式の花嫁の父のようです。



クイーンたちを見事にお色直しなさった西崎シェフ。
兵庫のイベントということで、兵庫産を揃え、野菜ソムリエのイベントということで、お野菜にもこだわりぬかれたそのお料理の数々は、見た目は華やかで、イチゴとほかの食材との調和が新発見で絶妙な味わいとなっていました。
目から鱗なお料理に自然と笑みがこぼれ、ああハッピー♡
そのまま食べなきゃもったいない、というくらいの美味しさのイチゴたちですが、それでもまたブラッシュアップされるんだなぁとただただ感心。





あまクイーンの旨み凝縮の絶品!渾身のドライあまクイーン


この時期には毎年食べなきゃならないものが増えた気がします。

3連休の行楽で、イチゴ狩りが盛んだったようで、かなり入手困難となっていたクイーンたち。
県の職員さまのご尽力により、こうして皆さまと楽しめたことに感謝です。

もっとたくさん生産されるよう願いたいです!

2019年2月14日木曜日

甲子園のWis.♡salonイベント報告〜春菊・大根編〜

Happy Valentines Day
その昔、アメリカ小学校に通っていた時に、バレンタインの日は各自の机の前に大きな封筒がつり下げられ、そこに各々感謝の気持ちを持つ相手にカードを入れるという風習?がありました。
一年弱の滞在でしたので、一度きりの経験で、それが常なのかは分かりませんが、日本では好きな子にチョコレートをあげていたわたしにとってはとても新鮮なバレンタインでした。
あれ以来、やはり男女問わず、日頃の感謝の気持ちを伝えたい日だなと思えるバレンタインデーです。

とはいえ、チョコレートは大好きなので、この時期ウキウキしますし、自然と体重も体脂肪も増加するシーズンですね。

それを少しでも他で整えたい。
そんな気持ちもあり、昨日は甲子園の西宮ママ倶楽部Wis.salonさんにて、パン作りと旬野菜のコラボセミナーレッスンを開催した中で、「消化」を少し意識。
テーマのお野菜は、シュンギクとダイコン。
シュンギクの独特のあの香りは食欲増進、胃もたれ解消、そして消化促進と言われています。
また、ダイコンと言えばさまざまな酵素を含み、消化に大いに役に立つもの。

お腹の面だけでなく、風邪をひきやすい時期、ダイコンの葉やシュンギクをふんだんに使い、肺を潤し、痰を切る効果も期待。

まずはシュンギクたっぷりのスムージーからスタート!



葉ものたっぷりにダイコンをおろしたものも加えたお好み焼き風は、シュンギクが得意でない方でも食べやすい一品になったかと思います。




また、干し大根のみたらし風では、みたらしの甘さを味わいつつも、干したダイコンならではの旨みを感じてもらえたのではないでしょうか。



それにしても、亀岡の大人気パン講師大井芽美先生ご指導の可愛すぎる豚の肉まん。
皆さま、特に耳や鼻を作るのに苦戦していました。




シュンギクと豚肉。
なんて合う組み合わせ。
大好きです。

先日の亀岡でのお話し会でご一緒させていただいたCOCO de Plante's児島阿彌さんが作られたシュンギク。
柔らかく、香りも心地よく、苦手な方にもとても食べやすかったように思います。
オーガニックな農法で、地球にも優しい形で作られたお野菜はさすがですね!


今夜はシュンギクと豚ひき肉でワンタンスープ♪


2019年2月9日土曜日

ひょうごが誇るクイーンたちに会いに♪イチゴのあまクイーン&紅クイーン

こんにちは。
花粉が飛ぶくらい暖かくなったのに、また寒波。
関東は雪が大変そうですね。
無事、学校のスキーキャンプに行けた息子は帰宅。
幼少期以来でしたが転ばなかったのは、ビビリな性分だからのようです。
とにかく、小学校最後の思い出ができたようでなによりです。

昨日は、機会をいただきまして、兵庫生まれ、昨日で2歳を迎えたクイーンたちに会いに行くことができました。
兵庫で生まれ、長年育成され、201728日に品種登録されたイチゴ2品種、あまクイーンと紅クイーン。

あまクイーン

紅クイーン



去年は県の研究所を訪れて、生みの親でいらっしゃる山本晃一氏のお話をうかがいましたが、今年は当初から携わり、実際に生産されてきた、西脇市にあるイチゴ生産者さん、篠田いちご園さんを訪れました。
篠田重一氏の作る上でのいろいろなお話、そして山本氏のお話をうかがい、実際に育つ姿を目にし、有意義な時を過ごすことができました。

クイーンたちのパパ、山本晃一氏

篠田いちご園、篠田重一氏


先人たちから受け継いだ知恵と、そこから生まれた技術により、しっかり管理されたハウスの設備は、近年襲いかかる自然の脅威にも耐え得るように整えられていました。

下に麦を植えることで虫の働きをコントロール

兵庫方式高設栽培装置による様々な応用を


口に入れると、ジュッと甘さのジュースが溢れて飛び出すあまクイーン。
もう笑みが溢れてしまいます。
まさに幸福顔!

あまクイーン


甘みはもちろん、酸味とのバランスも絶妙で、アロマのような芳香が余韻に残る香しさの紅クイーン。

紅クイーン


イチゴらしい丸みを帯びた可愛いあまクイーンと、肩が張り、スタイリッシュな別嬪さんのような紅クイーン。
外見だけでなく、中身も絶品なクイーンたちです。
好みは二分するそうです。
私の好みは、、、どちらでしょう???


ぜひ、直売所やいちご狩りで採れたての美味しさを味わってほしいとのことです。

ちなみに、訪問先の篠田いちご園さんは5月頃までいちご狩りを行なっているそうです。
要予約なので、是非、ご予約の上訪れてみてください。