こんにちは。
始まりましたね!9月。
9月になると、一気に師走までが視野に入ってきてしまうので、年内やり残しのないように過ごしたいなと思います。
昨日のイチジク話に続き、今日は他の品種のイチジク話です。
そもそも、イチジクの在来種は蓬莱柿というもので、桝井ドーフィンも外来のもの。
他には、バナーネ、ロードス、ロンドボルドー、そしてビオソリエスなどなどありますが世界中では200種ほどあるそうです。
また、福岡県で育成された、とよつひめというものもありますが、わたしは食べたことがありません。
先日、イチジクのセミナーでは4品種を食べ比べました。
面白いくらい、参加者みなさんで好みが分かれていました。
お世話になっている生産者、島中さんは、桝井ドーフィンは作らず、黒イチジク、白イチジク、そして茶イチジクなどを作られていて、それぞれの食べ方で楽しませてもらってます。
お勧めいただいたように、紅茶と食べるのがとても合うもの。
小ぶりでこんなにも濃厚な黒は紅茶がマッチ
蜜が出ている白イチジクは生ハムと食べると絶妙。
イチジクのグッとくる甘さに生ハムの塩気がたまりません。
黒イチジクはやはりお菓子との相性が抜群!
クラフティー
昨日は黒イチジク2品種と桝井ドーフィンを並べてバターケーキを作ってみました。
ケーキに負けないイチジクを楽しめるのはやはり黒2種。
どうしてもドーフィンだと負けてしまいがちです。
やはり生でたべるのがドーフィンは一番味わえると再確認しました。
手前に黒2種 1つはかなり小ぶりのもの 奥がドーフィン
母は、黒イチジクをパンにのせて、トーストしたら、絶品だった模様。
柔くなってしまったイチジクは、お料理にも入れます。
贅沢ではありますが、砂糖の代わりにもなりますし、タンパク質分解酵素フィシンが働いて、肉などのタンパク質を軟らかくもしてくれます。
ただし、酵素は70度以上では失活してしまうので、混ぜるタイミングは大切ですね。
あとは、コンフィチュールも作りたいし、黒イチジクのビオソリエスが出てきたら、気合を入れてタルトを作るつもりです。
余談ですが、イチジクの葉を入れてご飯を炊くとはんなり甘い香りがつき、モチっとするそうで、シェフの間で人気があるそうです。
ただし、かなりの威力があるので、炊くお米の量と葉の大きさなどの加減は必要です。
まだまだ、9月もイチジク生活楽しみます。
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